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Details

Tenax PWは航空機に
採用されている炭素繊維素材です。
航空機の安全な航行のために
高められた耐久性と堅牢性は
力強いプレーに耐えるだけでなく、
打球にパワーをダイレクトに伝えるため、
ハードヒッターやパワーヒッターと
マッチします。

  • 高耐衝撃性

    ハードヒッター・
    パワーヒッター向き

  • 高強度・
    高弾性率樹脂

    硬く、
    強く、壊れにくい

  • 航空機
    採用材料

    安心の採用実績、
    高性能

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採用製品
Products using Tenax PW

素材の特長
Product features

01高耐衝撃性

優れた靭性により、衝撃後の損傷面積を80%抑制。

■落錘衝撃後 圧縮強度試験

はがきサイズのCFRP*試験片に錘を落とし、衝撃を与え試験片の損傷面積を評価します。
さらに、落錘損傷後の試験片に対して圧縮強度を評価する試験です。
CFRPの靭性(粘り強さ)の指標となります。
一般的に弾性率が高い(=硬い)材料は靭性が低い(=脆い)傾向にあります。
しかし、Tenax PWは当社標準材に対して弾性率が高いにも関わらず、その落錘損傷面積は80%も小さくなります。これはTenax PWが非常に優れた靭性を有することを示しています。
このような「高弾性率と高靭性の両立」が、航空機採用材料であるTenax PWの最も優れた特徴です。
*CFRP : Carbon fiber reinforced plastic (炭素繊維複合材料)

02高弾性

炭素繊維が機能しない方向の力に対しても
航空機で採用されるレベルの樹脂を使用。
優れた剛性(=変形しにくさ)を発揮。

■樹脂弾性率

炭素繊維の周囲を固めるマトリックス樹脂の弾性率(硬さ)を示します。
炭素繊維を強化繊維として用いたCFRP*は非常に優れた引張強度を有します。
しかし、炭素繊維自体がとても細い繊維であるため、引張強度に対して圧縮強度が低くなってしまいます。
そこで、 Tenax PWでは炭素繊維を支える樹脂に標準材よりも弾性率の高い(より硬い)樹脂を用いることで、CFRPの圧縮強度を向上させました。
つまり、Tenax PWはCFRPが苦手とする圧縮方向の荷重に対しても優れた耐久性を発揮します。
*CFRP : Carbon fiber reinforced plastic (炭素繊維複合材料)

03高耐久性

炭素繊維が機能しない±45度方向の力に対しても、
優れた耐久性を発揮。
耐久性の指標である面内せん断強度が向上

■面内せん断強度

炭素繊維の周囲を固める樹脂の強さ・耐久性の指標です。
±45度に炭素繊維を配列したCFRP*試験片を0度方向に引張った際の強度(耐久力)を示します。

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